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6月14日(土)、東京に東京メトロ副都心線が開業

地下鉄副都心線が、いよいよ開通します。JR山手線の池袋駅から渋谷駅までの区間と、ほぼ並行して南北に走る地下鉄です。

この区間のラッシュ時の混雑解消というのが表向きの最大の目的ですが、池袋駅で、西武池袋線・東武東上線という埼玉へ通じる私鉄との乗り入れが行われるため、埼玉と東京の副都心部とが初めて直結することになります。
また将来は、渋谷駅で、東急東横線・みなとみらい線という神奈川へ通じる私鉄との乗り入れも予定されており、そうなれば埼玉と東京、神奈川が副都心線によって南北方向に大きく結ばれることになります。
これまで、東京の中心部と東西方面は、東京メトロ東西線とJR中央線などの乗り入れなどで既につながっていました。副都心線の開通は、南北の人の流れを増大させることで、今後、首都圏の経済や文化に大きな影響を与えることを予感させます。
副都心線の池袋駅は、有楽町新線の新線池袋駅だったホームを使用します。地下道でつながっているとはいえ、JR各線と私鉄各線と副都心線以外の地下鉄駅が一体となっている部分より少し西に離れた位置にあるためか、これまで乗降者数が多くありませんでした。副都心線池袋駅となったことで、利用者数が増え、ひいては池袋駅西側地域の発展につながっていくのでしょうか。